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1.国旗と国歌
国歌ができるまで
  オーストラリアの国歌『アドバンス・オーストラリア・フェア』は、1984年、正式に国歌となりました。それまで、オーストラリアでは、イギリスの国歌『ゴッド・セーブ・ザ・クィーン(キング)』を国歌としていました。しかし、1956年のオリンピック・メルボルン大会の頃から、独自の国歌を作ろうという動きが出てきました。1974年からの複数回の国民投票の結果、その以前から国民に親しまれていた『アドバンス・オーストラリア・フェア』がもっとも得票数を集め、1984年に国歌として制定されました。また、現在でもオーストラリアを代表する曲として、よく演奏される『ワルツィング・マチルダ』という歌は、これらの国民投票では第2位の票数を得ました。
 
〜Advance Australia Fair〜 「アドバンス・オーストラリア・フェア」(訳詞)
Australians all let us rejoice,
For we are young and free,
We've golden soil and wealth for toil;
Our home is girt by sea;
Our land abounds in Nature's gifts
Of beauty rich and rare;
In History's page, let every stage
Advance Australia Fair.
In joyful strains then let us sing,
Advance Australia Fair.
我々は歓喜する
若くて自由だから
労苦に耐えて手にした金のように輝く土地と実りがある
故国は海に囲まれている
大地は自然の恵みにあふれている
それは豊かでたぐいまれなる美しさをたたえている
故国の歴史の中で、いついかなるときも
公明正大なオーストラリアに前進あれ
喜びに、声高らかに歌おう
アドバンス・オーストラリア・フェア
 
Advance Australia Fair (7KB)
歌バージョン 【歌:Julie Anthony】 (198KB)
REAL  PLAYER
 
国旗ができるまで
  オーストラリアの国旗は1901年の連邦成立直後に、公募により連邦国旗のデザインを決定しました。3万件以上のアイデアが集まりましたが、公募者のうち5人のデザイン案は同じようなものだったので、彼ら5人全員が国旗のデザイン発案者と考えられています。その内の1人にはアイヴォー・エヴァンス(Ivor Evans)という、当時14歳の中学生もいました。
 
オーストラリアの国旗
 
  オーストラリアの国旗は青い地に3つの象徴的な部分から構成されています。まず、右半分をしめているのが南十字星で、南半球にあるオーストラリアの地理的な位置を示しています。左上のユニオン・ジャックはオーストラリア発展の礎となった英国との歴史的関係を表しています。ユニオン・ジャックの下の大きな星は「連邦」を表すもので、各州と特別地域の結束と統合を象徴しています。この「連邦」の星には7つのポイント(とがっているところ)があるので七稜星といわれますが、これはオーストラリアの6つの州と特別地域(首都特別地域、北部特別地域や南極の領土など)のことを表しているのです。1901年の国旗決定当時は、6つの州のみを表していたので、尖ったポイントの数は6つでしたが、1908年に若干の修正が加えられ、現行のように7つのポイントになりました。同様に、現在の国旗上では南十字星のうち4つの大きな星も7つのポイントを持っています。
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