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4.独特な植物
  この大陸の植生は地域ごとに著しく異なります。極度に乾燥した状態が数か月から数年間も続く地域もあるし、反対に極めて湿度の高い地域もあります。植物はこういった気候や地理的条件に適応しながら実に様々な種に進化してきました。ユーカリ、バンクシアやワトル(オーストラリアの国花)などは皆オーストラリア原産の植物です。
 
ユーカリ バンクシア
ユーカリ / © Australian Tourist Commission バンクシア / © Australian Tourist Commission
ワトル(オーストラリアの国花) クックタウン・オーキッド(QLD州花)
ワトル(オーストラリアの国花) / © Australian Tourist Commission クックタウン・オーキッド(クィーンズランド州花) / © Australian Tourist Commission
ワラタ(NSW州花) コモン・ピンク・ヒース(Vic州花)
ワラタ(ニューサウスウェールズ州花) / © Australian Tourist Commission コモン・ピンク・ヒース(ビクトリア州花) / © Australian Tourist Commission
スタート・デザート・ピー(SA州花) カンガルー・ポー(WA州花)
スタート・デザート・ピー(南オーストラリア州花) / © Australian Tourist Commission カンガルー・ポー(西オーストラリア州花) / © Australian Tourist Commission
タスマニア・ブルー・ガム(TAS州花) スタート・デザート・ローズ(NT州花)
タスマニア・ブルー・ガム(タスマニア州花) / © Australian Embassy, Tokyo スタート・デザート・ローズ(北部特別地域の花) / © Australian Embassy, Tokyo
ロイヤル・ブルー・ベル(ACT州花)
ロイヤル・ブルー・ベル(首都特別地域の花) / © Australian Embassy, Tokyo  
 
ブッシュファイヤーの役割
  オーストラリアで起こる山火事のことをブッシュファイヤーといいます。一般的に非常に乾燥しているオーストラリアでは、自然発火(落雷、倒木による摩さつ、捨てられたガラス瓶のかけらが太陽光を集めて出火など)や人為的発火(バーベキューやキャンプからの火の粉、いたずらなど)から、山や野原が大規模な範囲で燃えてしまうことがあります。
ブッシュファイヤー(山火事)
ブッシュファイヤー(山火事)
© CSIRO
特に、オーストラリアの広い範囲に生い茂るユーカリの木は多くの油分を含んでいて非常に燃えやすい、ということもブッシュファイアーが頻繁に起こる一因です。場合によっては農耕地、牧畜地への被害や、住宅地にまで燃え移ることもあります。コミュニティーによっては、ブッシュファイアー対策専門のボランティアがいるところもあります。しかし、ブッシュファイアーは必ずしも悪者というばかりではありません。このブッシュファイアーによってこそ、オーストラリアの自然界はうまく循環しているともいえるのです。オーストラリアの植物相では多くの場合、ライフサイクルの中でブッシュファイヤーが重要な役割を持ちます。開花の時期が火災発生時に限られる植物も多く、種子の放出をその熱に依存する樹木もあります。またブッシュファイヤーの後に誕生する新たな植生は、動物にとっても貴重な食物供給源となります。
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