イベント情報
演劇集団円「ラプチュア」
2007年3月16日 ~ 2007年3月28日
ニューヨークをはじめ、世界各国で注目の劇作家Joanna Murray-Smithの代表作「ラプチュア」が演劇集団円により上演されます。
永年にわたり毎年休暇を共に過ごしてきた仲の良い3組の夫婦。彼らは40代半ばにしてすでに人生の成功を手に入れていた。傍目にも申し分のない生活を送ってきた彼らだが、突然に訪れた出来事で全てを失った1組が投げかける生き方への疑問に、激しく揺れ始める一同。友情、家庭、性、そして子供、それぞれの人生が浮き彫りにされ、途方に暮れる彼ら。曲がり角の向こう側にはどんな人生が待っているのか…。
演劇集団円は、これまでも2002年にJoanna Murray-Smithの「オナー」を上演するなど、オーストラリア演劇を紹介してきました。また、今回の作品「ラプチュア」は2004年にひょうご舞台芸術により「曲がり角の向こうには」という邦題で上演されています。
Joanna Murray-Smith
1962年生まれ。有名な文芸雑誌「オヴァランド」を創刊し、オーストラリア批評界の中心的存在だったスティーブン・マレースミスを父に持つ。メルボルン大学在学中から学生劇団に参加、戯曲を書き始める。1987年よりプロとして作品の発表を開始。1990年に発表した「アトランタ」以来、国内外での現代演劇普及活動を積極的に行うプレイボックス・シアターに作品を提供する中心作家の一人となりました。主な作品に「怒れる若きペンギンたち」(1987年)、「アトランタ」(1990年)、「ラブ・チャイルド」(1993年)、「オナー」(1995年)、「夕暮れ」(1999年)など。
演劇作品以外にも、小説・児童文学、映画・テレビの脚本など幅広く活躍。特に小説「Judgement Rock」(2002年)はオーストラリア国内でベストセラーとなりました。2002年の秋にオーストラリアを代表するオペラカンパニー、オペラ・オーストラリアによって発表された新作オペラ「Love in The Age of Therapy」は、初演となったメルボルン・フェスティバル、また翌年のシドニー・フェスティバルなどでも大成功を収め、彼女の多才な才能を世に知らしめました。
日時 |
2007年3月16日 ~ 2007年3月28日 2007年3月16日(金) 19:00 |
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会場 |
ステージ円 111-0035 東京都台東区西浅草1-2-3 田原町センタービル5F 電話番号: 03-5828-0654 |
料金 |
一般4500円 学生3500円 ペアチケット8000円 |
問合せ |
演劇集団円 電話番号: 03-5828-0654 ウェブサイト: http://www.en21.co.jp/ |
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