イベント情報
クレイグ・ウォルシュ at 横浜トリエンナーレ2005
2005年9月28日 ~ 2005年12月18日
日本初の本格的な美術の祭典として2001年にスタートした横浜トリエンナーレ。山下ふ頭の倉庫を会場に国内外から約80名の現代美術家が参加して開かれる今回のテーマは「アートサーカス(日常からの飛翔)」。単に作品を静かに鑑賞するのではなく、見る側と見せる側の境界を飛び越えた参加型・体験型のアートで、それぞれのアーティストの斬新な発想が表現されます。
オーストラリアからは、日常の中に突然非日常の世界を作り出す映像インスタレーション作品で有名なクレイグ・ウォルシュが参加。ブリスベンを拠点に活動を続ける彼は、特に作品を提示する「場所」にこだわり、その背景との対話の中から生み出される現代アートの数々を制作してきました。例えばベトナムのハノイで最初に発表された作品では、何気ないオフィスビルのガラス窓に夜になると巨大な魚が泳ぐ水槽が現れ通行人を驚かせたり、美術館での展示でもギャラリーの扉の向こうに映像の海が現れたり、といった「場所」の意味を一瞬のうちに鮮やかに変容させる手腕が世界的に高い評価を得ています。
特にアジアを中心とする数々のレジデンシーやコミッション・ワークの制作などに加え、近年は2004年ハバナ・ビエンナーレなど世界各地での国際展にも参加している彼。オーストラリアを代表する野外ライブ・フェスティバルLividやクイーンズランド州のWoodford Folk Festivalなど、フェスティバル・サイトでの環境映像インスタレーションの仕事も数多く経験しています。横浜トリエンナーレでは、会場との対話の中から生み出される新作 Cross Referenceを発表。まさにクレイグ・ウォルシュの為にあるようなテーマが掲げられた国際展で、今度はどのような驚きの空間を私たちに見せてくれるのか、皆さんの目で是非お確かめ下さい。
日時 |
2005年9月28日 ~ 2005年12月18日 |
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10時00分 ~ 18時00分 金曜日は9pmまで |
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会場 |
横浜市山下ふ頭3号、4号上屋(山下公園先)ほか ※みなとみらい線(地下鉄)「元町・中華街駅(山下公園)」下車。駅4番出口より徒歩5分 |
料金 |
当日1800円 前売1600円 ※この他、学生や団体券、フリーパスなどがあります。詳しくは公式サイトまでどうぞ。 |
問合せ |
電話番号: 03-5562-3531 ウェブサイト: http://www.yokohama2005.jp/ メールアドレス: info@yokohama2005.jp |
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