イベント情報
楽天団公演『ウィンドミル・ベイビー』再々演
2012年7月4日 ~ 2012年7月12日
オーストラリアの戯曲を数多く日本に紹介している演劇企画集団・楽天団。2008年に初演し、好評を博したデービッド・ミルロイの代表作『ウィンドミル・ベイビー』を、2010年東京、福島県いわき市、宮城県仙台市で再演しました。それが更に大きな反響を呼び、2011年の東日本震災後に是非福島市でも公演して欲しいという希望が寄せられました。本作品によって被災地の人達に少しでも元気を持って頂きたいという楽天団の考えの下、再々演が決定されました。今回は被災地からの避難されている方の多い東京都北区の北トピアと、福島市の福島テルサでの公演となります。
2008年と、2010年に引き続き、可笑しくて悲しいこのおとぎ話の登場人物12人全てを、『アイ・ラブ坊ちゃん』や『雪の女王』等、数多くの舞台経験を持つベテラン女優・大方斐紗子が一人で演じます。その渾身の舞台に是非ご期待下さい。
物語
西オーストラリア北部のある牧場にやってくるアボリジニの老女・メイメイ。自分が洗濯女としてそこで働いていた過去を振り返る。メイメイは、牧夫のマルバーンを料理女のサリーと取り合った末に結婚する。メイメイは身ごもり、夫は彼女にルビーの指輪を贈って赤ん坊が女の子であればルビーと名付けることを決める。しかし冷酷な白人の主人に過酷な労働を強いられ、最初の子どもを早産で亡くしてしまう。
サリーは身体の不自由な庭師のワンマンに好意を寄せていたが、ワンマンは白人の奥さんを好いている。酒を飲むと荒れて、妻や使用人に辛くあたる白人の主人は子どもを欲しがっていないが、やがて奥さんに子が宿る。そしてその悲しい出来事が起こり、そこにメイメイも巻き込まれていく…。
デービッド・ミルロイ
デービッド・ミルロイは、劇作家のみならず、ドラマターグ、演出家、ミュージシャンなど多彩な活動で知られている。1957年、西オーストラリア州パースで生まれるが、家系は西オーストラリア北西部のパルク(Palku)族である。
『ウィンドミル・ベイビー』は2003年に、オーストラリアで最も権威あるパトリック・ホワイト賞を受賞。初の単独受賞であっただけでなく、初のアボリジニ作品の受賞であったことで、新たな歴史を築いた。この他多数の芝居を執筆、共同執筆、演出し、作曲や音楽監督を務めた作品も数多い。2010年には東京での上演に合わせて来日し、アフタートークに参加した。
東京公演 | |
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日時 |
2012年7月4日 ~ 2012年7月6日 |
開演時間 |
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会場 |
北とぴあ・ペガサスホール 114-8503 電話番号: 03-5390-1100 ウェブサイト: |
料金 |
前売・予約 3,500円 当日 4,000円 |
問合せ |
橋本新企画 電話番号: 03-3905-2959 ファックス: 03-3905-2959 |
福島公演 | |
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日時 |
2012年7月12日 ~ 2012年7月12日 |
14時00分 ~ |
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会場 |
福島テルサ・FTホール 福島県福島市上町4番25号 電話番号: 024-521-1500 ウェブサイト: メールアドレス: |
料金 |
3,000円 |
問合せ |
福島演劇研究会 電話番号: 024-523-0838 |
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