イベント情報

オーストラリア at アートフェア東京2012

2012年3月30日 ～ 2012年4月1日

今回で7回目となる「アートフェア東京2012」が3月30日から4月1日まで東京国際フォーラムにて開催されます。2012年は更に規模を拡大し、国内外130以上のギャラリーが参加し、古美術・工芸品から日本画・洋画、そして現代美術まで、時代とジャンルを超えた作品が展示販売される予定です。

オーストラリアからは、メルボルンにある2つのギャラリー、トリスチャン・コーニグ（Tristian Koenig）とユートピアン・スランプス（Utopian Slumps）が、若手現代美術ギャラリーに特化したセクション「PROJECTS」に初出展します。

トリスチャン・コーニグは、若手オーストラリア人作家、カレン・ブラック（Karen Black）個展を予定しています。ブラックは2010年にアートスクールを卒業したばかりですが、オーストラリアのアートバンク、 マッコーリー銀行、 モナッシュ大学美術館などを含む数々のパブリック及びプライベートコレクションに作品が所蔵されている他、ニュージーランド、中国、シンガポール、台湾など世界中のプライベートコレクションにも所蔵されています。

ユートピアン・スランプスは、メルボルンを拠点に活動するアーティスト、ミシャ・ホレンバッハ（Misha Hollenbach）の個展を行う予定です。アートフェア東京2012では、2011年にユートピアン・スランプスで行われたホレンバッハの個展"Holey Hole!"の続編として、作品を通して、現代文化と部族社会が融合する新しい意味を模索します。また、ホレンバッハは、ファッションブランド及び出版社Perks and Mimiを運営する傍ら、音楽・アートグループのTHE CHANGESにも関わるなど、勢力的な活動を行っています。

また、ブース内には収まらないインスタレーションやパフォーマンスなどの作品を選考し、特別展示するアートフェア東京2012に新設されるセクション「project in PROJECTS」では、トリスチャン・コーニグからヒース・フランコ（Heath Franco）のビデオ作品の出品も予定されています。

更に、東京から出展するアンドーギャラリーは、オーストラリア人作家、Shonah Torescott(ショナ・トレスコット)の個展を行います。トレスコットの風景画における核心的なテーマのひとつ、人間と自然との原初的な関係を描いた近作のシリーズ「Terra Nullius」、「Two Thirds Sky」他、から10点余りを出品します。

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