イベント情報
“アライバル”－新世界へ ショーン・タン来日講演
2011年10月22日
現代オーストラリアを代表するイラストレーター、絵本作家として活躍するショーン・タンが来日し、日本国際児童図書評議会（東京、津田ホール）にて講演をします。これまで発表したいずれの作品も、その卓越した内容と表現で評価が高く、オーストラリア児童図書賞など数々の賞を受賞。本年度はアストリッド・リンドグレーン記念文学賞に輝いています。作品は日本を初めとする世界各国でも翻訳出版されています。
今回の講演では第一部で、本年度アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したショートフィルム"The Lost Thing"を上映、第二部では柴田元幸氏（アメリカ文学研究、翻訳）との対談を予定しています。
タンの作品は、孤独や不安、自己存在の意味などを問いながら、人生に秘められた美しさ、世界への驚き、人々の築いてきた歴史の１頁などを確かな筆力で物語っています。絵本の新たな可能性に向かう道を指し示し、そして辿り着いた「新世界」とは。ショーン・タンの子供時代、芸術家としての感性など、作家の生の声と出会ってください。
－「世界を描こうとしたら、誰でもこの世界がどれほど戸惑いに満ちた世界なのか発見するでしょう。」「奇妙なものを見つける旅に出る必要はありません。奇妙な世界のなかで目覚めるのです。」（ショーン・タンへのインタビューより）
タンは津田ホールの公演に先立ち、財団法人大阪国際児童文学館の主催により、大阪府立中央図書館でも講演会・ワークショップを行います。
■ショーン・タン：
1974年オーストラリア フリーマントル生まれ。パース郊外で育つ。西オーストラリア大学(University of Western Australia)では美術と英文学を修める。
■主な著書：
Tales from Outer Suburbia, 2008 (『遠い町から来た話』岸本佐和子訳、河出書房新社、2011年)
The Arrival, 2006 (『アライバル』河出書房新社、2011年)
The Red Tree, 2011 (『レッドツリー』早見優訳、今人舎、2004年)
The Lost Thing, 2000 (『忘れ物』河出書房新社刊行予定) など
| 来日講演 | |
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| 日時 |
2011年10月22日 ～ 2011年10月22日 ※聴講ご希望の方は氏名、住所、電話番号を明記し、ハガキ、ファックス、メールのいずれかで下記までお申し込み下さい。 |
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18時00分 ～ ※17：30開場 |
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| 会場 |
津田ホール 〒151-0051 電話番号: 03-3402-1851 ウェブサイト: メールアドレス: |
| 料金 |
1000円 |
| 問合せ |
社団法人 日本国際児童図書評議会 電話番号: 03-5228-0051 ファックス: 03-5228-0053 ウェブサイト: http://www.jbby.org メールアドレス: info@jbby.org |
| その他情報 |
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子どもゆめ基金 © Tan Shaun Portrait 2008, Inari Kiuru |
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