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イベント情報

「ワラタ」愛知万博公演

2005年7月18日

オーストラリアを代表するフュージョン・バンド「ワラタ」が愛知万博で来日公演を行います。「ワラタ」はジャズ、ワールドミュージック、現代音楽をオーストラリアらしい新たな視点で掛合わせたフュージョン・トリオ。特に日本を代表する楽器「琴」の音色を、伝統的な側面に配慮をしながらも自由自在にアレンジし、独自のテイストを作り上げています。2000年のシドニー・パラリンピックの開会式の為に結成された「ワラタ」は、その後人気を高めながら世界各国の様々な音楽フェスティバルに出演しています。

今回の来日公演では、「ワラタ」の琴の使い方が日本の観客にどう受け止められるのかが、大変注目されています。また、「ワラタ」のプロデュースで、東南アジアやオセアニア地域から数多くのアーティストが来日し、出演する予定。何が起きるのか、どんな舞台になるのか、当日になるまで予測不可能。そんなライブアートの楽しさ満載の公演です。

アーティスト

Sandy Evans:

サックス奏者Sandy Evansの作り出すその豊かで深みのある音色は、ジャズというジャンルを飛び越え格調高く響き渡り、オーストラリアのコンテンポラリー・ジャズ界を代表するサックス奏者・作曲家として高く評価されています。Australian Jazz Artist of the Year(2003年)や、Young Australian Creative Fellowship from the Federal Government(1996年)、APRA award for Jazz Composition of the Year(1995年)、MO Award for Jazz Instrumental Performer of the year(1996年)、そしてARIA Award for Best Jazz Album(1990年)など、様々な賞を今までに受賞しています。

また彼女は80年代初期より、Ten Part InventionやAustralian Art Orchestra、Mara!、そしてClarion Fracture Zoneなどといった重要なアーティストやバンドの為に演奏をし、また曲を提供してきました。最近ではチャーリー・パーカーの生涯をテーマにした音楽劇「Testimony」にて演出・作曲を担当しました。

Sandy Evans Website

Satsuki Odamura(小田村さつき):

9歳から箏曲を始める。故沢井忠夫氏、沢井一恵氏に師事し、沢井筝曲院で学んだ彼女は、1989年にオーストラリア・シドニーに移住。その後、Australian Chamber Orchestraや、Synergy、Elision、Nadoya、Sangam、Slivanje、Riley Lee、そしてJim Denleyなど、オーストラリアを代表するミュージシャンと共演し、幅広いレパートリーを持っています。また、オーストラリアの著名な作曲家との共同作業においてインスピレーションを与え、琴の音色を使った数々の名曲を導き出してきました。

オーストラリアにおいて沢井一恵との共演も収録した「Like A Bird」や、オーストラリア人作曲家による箏曲作品集「Burning House」、そして「Koto Dreaming」と、3枚のアルバムを既にリリース。また、1998年にSounds Australian Awardを、2000年にはAustralian World Music Awardを受賞。オーストラリア国内のみならず国際的な演奏活動を行う傍ら、シドニー、メルボルン、ブリスベンに支部を持つ沢井インターナショナル箏曲院の設立者として、オーストラリアにおける箏曲の教育と普及に尽くしています。

Tony Lewis:

1955年シンガポール生まれ。シドニーで最も多芸で洗練された非西洋パーカッションの演奏家/作曲家。常にクロスカルチャーな要素を持つ彼の音楽は、ダンスとの共演などでも有名です。One Extra Companyの「Dancing Demons」、Chrissie Parrott Dance Companyの「Satu Langit」、Matthew Doyle and Dhamor Percussionの「Wirid-Jiribin」「The Lyrebird」、Sadari Theatre Companyの「Children of the Stepping Stones」などのダンス/演劇作品を含め、数多くのパフォーマーに曲を提供してきました。また、小田村さつきの「Burning House」をはじめ、他のミュージシャンとの共作アルバムも多数。ソロの演奏家としての活動は1990年のCommonwealth DrumFestival(ニュージーランド・オークランド)にはじまり、2000年のシドニー・パラリンピックではアジア部門の音楽ディレクターを担当しました。

国内外での活発な活動の傍ら、オーストラリア国内のアボリジニ・コミュニティ-での演奏活動も行っています。また特にアジアやアフリカ、ヨーロッパとパシフィック地域との文化交流に力を注ぎ、現在はMacquarie大学の博士課程で、パプアニューギニア・マヌス島のガラムート・ドラムの研究を行っています。

「ワラタ」愛知万博公演 「ワラタ」愛知万博公演 「ワラタ」愛知万博公演
日時

2005年7月18日

会場

愛知万博 オーストラリア館

www.expo2005.com.au/

問合せ

ウェブサイト: http://www.jazz-planet.com/sandy/waratah.htm

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