イベント情報
アルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教 / 肖像 / 自然
2010年10月26日 ~ 2011年1月16日
オーストラリア、National Gallery of Victoria (メルボルン国立ビクトリア美術館) からの105点を中心に、国立西洋美術館の版画49点、さらにベルリン国立版画素描館からの3点の素描を加えた計157点を展示するアルブレヒト・デューラーの版画・素描展。デューラー(1471-1528)は、画家を志す若者たちのための芸術理論書「絵画論」の草稿で、美術に最も重要なのは「宗教・肖像・自然」であると述べました。同展覧会は、これらの主題が実際の制作でどのように視覚化されたかを見ることで、デューラーの芸術哲学に迫ろうというものです。デューラーはドイツ・ルネサンスを代表する画家である以上に、版画家として重要な役割を果たしました。当時、印刷術とともに発展していた版画芸術で、彼は極めて先進的な作品を遺しています。今回、日本で初めて公開されるメルボルンのコレクションは、19世紀末に英国人バーロウ卿が収集した質の高いものとして知られています。
«ネメシス(運命)»
1502年
国立西洋美術館
«4人の魔女»
1497年
メルボルン国立ビクトリア美術館
National Gallery of Victoria, Felton Bequest, 1956
«岐路に立つヘラクレス»
1498年頃
メルボルン国立ビクトリア美術館
National Gallery of Victoria, Felton Bequest, 1956
展覧会 | |
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日時 |
2010年10月26日 ~ 2011年1月16日 休館日:月曜日、年末年始 |
会場 |
国立西洋美術館 東京都台東区上野公園7-7 電話番号: 03-5777-8600 |
料金 |
一般850円 大学生450円 |
問合せ |
ウェブサイト: http://www.nmwa.go.jp/ |
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