イベント情報
豪日メディアアートミーティング
2010年6月5日 ~ 2010年6月6日
ニューメディアアートの世界で最先端を行くオーストラリアから、映像やメディアアートを専門とするメルボルンのメディア・センター「ACMI」のアレッシオ・カヴァレロ氏と、この分野で創作・研究を行う3人のアーティストが来日。日本側からは大阪電気通信大学教授の原久子氏をはじめ、名古屋大学准教授の茂登山清文氏、岐阜県立情報科学芸術大学院大学長の関口敦仁氏、名古屋市美術館学芸員の竹葉丈氏、多摩美術大学教授の久保田晃弘氏など、錚々たるメンバーが参加。名古屋と大阪を舞台に、豪日のメディアアートの相互理解を深め、新たな連係を築くためのミーティングが開催されます。
アレッシオ・カヴァレロ
主に映画、ヴィデオ、メディア&サウンドアートに関して、オーストラリアのメディアアートの発展を支える立役者として知られる。メルボルンのACMI(オーストラリア動画センター Australian Centre for the Moving Image)のシニアプロデューサー/キュレーターとして2000年より活動。シドニーのdLux media artsを設立、92年ISEAの共同キュレーター、オーストラリアフィルムインスティテュートのマネージャー、企画者でもあった。オーストラリアカウンシルのメディアアート部門評議員。共編「Prefiguring Cyberculture: An Intellectual History」(MIT Press/Power Publications, 2002)ほか。
グレッグ・モア
ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)Architecture+Designのシニア講師で、空間情報建築研究室(SIAL)の運営にあたっている。デジタル環境のデザインとコンサルタントを行うOOM CREATIVE社のディレクターでもある。そのデザインは、ニューヨーク近代美術館で展示され、OneDotZero、Resfest国際映画祭で選出された。また、国際的な建築デザインのビエンナーレや出版物でも紹介されている。近年はデザインと芸術的な目的のためのビデオゲームテクノロジーの研究開発と教育を行っている。
トロイ・イノセント
イノセントは、ワールドビルダー、イコノグラファー(図像家)として、仮想現実の世界に深く関わった活動をしている。彼は1989年以来、言語や進化する人工的な世界を創り出している。ISEA、ACM SIGRRAPH、アルス・エレクトロニカ、ACMI等において国際的なシンポジウムや展覧会に参加。最新作はColonyと題したメルボルンのドックランズに位置する都市環境芸術作品である.
マリ・ヴェロナキ
メディアインスタレーションアーティスト。1995年からインタラクティブインスタレーションアートに取り組む。感覚的なインターフェースで、デジタルなロボットの「キャラクター」と鑑賞者との間に相互作用をもたらす作品を多く制作している。(speech 1995、touch 1997、breath 1998、electrostatic charge 2000、vision system 2000、light2003、robotics 2003-10、ほか。)作品の世界に没入させる革新的なロボットの創造でインタラクティブアートの世界に大きく貢献する。
名古屋 | |
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日時 |
2010年6月5日 |
14時00分 ~ 16時00分 |
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会場 |
名古屋市美術館講堂 (定員100名) 〒460-0008 電話番号: 052-212-0001 |
料金 |
聴講無料 ※日英同時通訳付 |
大阪 | |
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日時 |
2010年6月6日 |
14時00分 ~ 16時00分 |
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会場 |
国立国際美術館講堂(定員130名) 〒530-0005 電話番号: 06-6447-4680 ウェブサイト: |
料金 |
聴講無料 ※日英同時通訳付 |
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