イベント情報
医学と芸術展: 生命と愛の未来を探る
2009年11月28日 ~ 2010年2月28日
この冬、六本木ヒルズの森美術館で開かれる大型企画展「医学と芸術展」にオーストラリアからそれぞれの分野の最先端をいくアーティスト3名が参加します。
太古の昔から、人は自らの身体のメカニズムを探求し、医学として情報を蓄積し発展させてきました。また近年、アートの分野では "バーチャルな世界"と"現実"との結節点である「身体」が、表現の主要 な舞台として注目を浴びています。そしてこの2つの分野の最先端では現在様々なコラボレーションが行われ、まるでSFの世界のようなアート作品の数々が日々生まれています。この展覧会では、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロの解剖図から、アンディ・ウォーホールやヤン・ファーブルなどの現代美術作品までを取りそろえ、人間の生と死の意味をいま一度問い直そうと試みます。
オーストラリアからは、生命倫理をテーマとした幅広い作品で有名なパトリシア・ピッチニーニ、自らを実験台として最先端のテクノロジーと身体の融合に挑戦し続けるパフォーマンス・アーティストのステラーク、そして組織培養技術をそのままアート表現として利用し、賛否両論の大議論を巻き起こしている Tissue Culture and Art Project (TC&A) の作品が紹介されます。なおステラークとTC&Aのオロン・カッツは来日し、アーティストトークやトークセッション等へも出演予定です。
人間であれば誰にとっても身近な問題・話題といえる「身体」と「医学」。アートの世界が探求し続けているその未来像とはいったいどのようなものなのか。この冬、東京を代表する美術展として開かれる「医学と芸術展」、どうぞお見逃しなく。
日時 |
2009年11月28日 ~ 2010年2月28日 |
---|---|
10時00分 ~ 22時00分 ※ 12/22と12/29を除く火曜日は17:00閉館 |
|
会場 |
森美術館 東京都港区六本木6-10-1 電話番号: 03-5777-8600 ウェブサイト: |
料金 |
一般1500円 学生1000円 子ども(4歳~中学生)500円 |
その他情報 |
---|
パトリシア・ピッチニーニ Credit(Left) (Centre) (Right) |
本イベントのご感想をお待ちしています。