イベント情報
Denis Beaubois "Terminal Vision Project"
2006年10月5日 ~ 2006年10月22日
高層ビルの屋上から投げ出されたワイヤレスカメラの映像の数々。まるで飛び降り自殺で人生の走馬灯を見ている瞬間が暴力的なまでに目の前に提示されているかのようなこの作品は、どのような映像を見ても現実とは感じられなくなってしまった私たちの映像感覚を鮮やかに挑発します。
Denis Beauboisはこれまでも監視カメラ社会を軽やかに批評する作品など、鋭い現代批判を含む活動を映像・パフォーマンスの分野で繰り広げてきました。今回はAsialinkの助成を得て、8月より約3ヶ月間東京の遊工房にアーティスト・イン・レジデンスとして滞在し、この作品の仕上げの作業を行っています。
Denis Beaubois
1970年、モーリシャス生まれ。幼い頃にオーストラリアに家族で移住し、シドニーで育つ。イースト・シドニー技術大学でコミュニティー演劇を、更にサウス・ウェールズ大学で美術・写真、そしてパフォーマンスを学ぶ。オーストラリアをはじめ、ヨーロッパ、北米等での個展、アーティスト・イン・レジデンス多数。代表作に、シドニーの街中に設置されている監視カメラを使用した作品「AMNESIA」がある。この作品では2001年ZKMアワードなど数々の賞を受賞。ビデオ世代ならではの、全く新しい形の映像インスタレーションに定評がある。またパフォーマーとして、シドニーを拠点に活動するパフォーマンス・グループ「Gravity Feed」の中心メンバーとして活動も行い、2003年にはオーストラリア大使館で行われた劇団解体社とのコラボレーション作品「遊行の景色X」にも出演している。
日時 |
2006年10月5日 ~ 2006年10月22日 ※初日18:00よりオープニング・パーティー |
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会場 |
遊工房アートスペース 東京都杉並区善福寺3-2-10 ウェブサイト: |
料金 |
入場無料 |
問合せ |
遊工房 電話番号: 03-5930-5009 |
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