Welcome to the オーストラリア大使館のカルチャーセンター

This site looks simple because you don't have a Web Standards compliant Web Browser. You can't see the site design, but all of our content is still available. Please enjoy your stay and consider upgrading your browser to view our full site design.

カルチャー・センターは2013年2月末で廃止となり、それ以後はこちらへ移行しました。


イベント情報

In Repose/多文化のはざまでーオーストラリアに生きた日本人の記憶

2006年8月2日

オーストラリアに移住し写真家・パフォーマーとして活躍する金森マユと、日本で活動するコミュニティー・アーティスト、岩井成昭とのコラボレーションによる、写真・ビデオ・ラジオ・テキスト等を用いたドキュメント・アートのプレゼンテーション。

20世紀初頭、豪州東北岸のタウンズビルという町に真珠やべっ甲の採取、サトウキビ栽培などを目的として、多くの日本人が出稼ぎにやってきました。タウンズビルには豪州初めての日本領事館が置かれ、1908年に領事館がシドニーに移った後も、出稼ぎ労働者のコミュニティーが存在していました。現在では日本人や日系人はいないにも係わらず、現地には「盆栽」を愛でる習慣などが残っており、日本の記憶の断片をかいま見ることができます。そして日本人墓地は無縁墓地と化していました。

ドキュメント・アート「In Repose」は、金森マユと他二人の帰化パフォーマー、そして同じ日本人でありながらも異邦人/他者である岩井成昭による、この墓地に眠る人々のための「供養」を試み。今回は、オーストラリアでのプロジェクト制作・発表に先立ち、生まれ育った土地とは違うところで生涯を終えるひとびと、また異文化のなかで交流をはかりながら独自の文化を継承していくことなどについてのトーク&プレゼンテーションとなります。

金森マユ

金森マユ(かなもりまゆ)は、日本で生まれ、オーストラリアに移住、帰化して写真家、パフォーマーなどとして活動。写真をメインに、ビデオ、ラジオ、テキスト、その他いろいろなメディアを用いて、物語りやジャーナリズムの手法も取り入れた、ドキュメント・アートともいえるユニークな作品を制作しています。「The Heart of the Journey」と題した作品は2000年のUNメディア平和賞を受賞し、オーストラリア各地のアートフェスティバルや日本、シンガポール、ニュージーランドなどで上映されました。

In Repose/多文化のはざまでーオーストラリアに生きた日本人の記憶 In Repose/多文化のはざまでーオーストラリアに生きた日本人の記憶 In Repose/多文化のはざまでーオーストラリアに生きた日本人の記憶
日時

2006年8月2日

 

19時00分 ~ 21時00分

会場

アサヒ・アートスクエア

東京都墨田区吾妻橋1-23-1
スーパードライホール4F

※浅草駅より徒歩5分~10分

ウェブサイト:
http://www.asahibeer.co.jp/csr/philanthropy/artsquare/

料金 500円(ワンドリンク付)※当日会場に直接お越し下さい
問合せ

電話番号: 03-3353-6866

メールアドレス: joho@p3.org

本イベントのご感想をお待ちしています。

2006年のイベントアーカイブへ戻る