イベント情報
レクチャー「オーストラリア演劇~先住民文化と現代演劇の出会い」/ SPT×ITI レクチャーシリーズ『世界の同時代演劇を知る!』
2013年3月26日
英国人が到来して225年、連邦が成立して一世紀あまりの若い国であるオーストラリアでは、演劇も長い歴史を持っているとは言えません。長いあいだ英国演劇の影響下におかれ、1960年代末の小劇場運動を経てようやく真の意味でのオーストラリア演劇は生まれました。しかし同じ頃、何万年も前からこの大陸に暮らしてきた先住民の文化と出会うことによって、この国の演劇はとても興味深いものになりました。テクスト・ベースの芝居からミュージカル、マルチメディア・パフォーマンスまで、先住民文化のインパクトを受けたオーストラリア現代演劇のホットな部分を紹介したいと思います。
【日時】3 月26日(火)19時~21時
【講師】佐和田 敬司
【受講料】1,000円
【会場】世田谷文化生活情報センター セミナールームA(東急線「三軒茶屋」駅前キャロットタワー5階)
【募集人数】25名程度(先着順。定員に達し次第、申込受付終了)
【お申込み】世田谷パブリックシアター
Tel:03-5432-1526
ホームページ:http://setagaya-pt.jp/
⇒上記サイトから「ワークショップ・レクチャー」ページにお進みください。
※『世界の同時代演劇を知る!』レクチャーシリーズとは。
第一線の作品創造から地域に向けた教育普及事業まで行う公共劇場―世田谷パブリックシアター(SPT)と、世界の演劇動向に最も詳しい国際演劇協会(ITI)の両者がタッグを組んだレクチャーシリーズです。
「演劇と社会」「世界の同時代演劇」「演劇の海外交流」を三本柱に、同時代の演劇を知るレクチャーをさまざまな切り口から企画しています。
【講師プロフィール】
佐和田 敬司(さわだ けいじ)
早稲田大学教授(演劇学/文化研究)、翻訳家。単著『現代演劇と文化の混淆:オーストラリア先住民演劇と日本の翻訳劇との出会い』(早稲田大学出版部)、共編著『演劇学のキーワーズ』(ぺりかん社)、訳書『オーストラリア演劇叢書』1~12巻(オセアニア出版社)。湯浅芳子賞(舞台翻訳)受賞。
その他情報 |
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主催:公益財団法人せたがや文化財団 /社団法人国際演劇協会日本センター |
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