Welcome to the オーストラリア大使館のカルチャーセンター

This site looks simple because you don't have a Web Standards compliant Web Browser. You can't see the site design, but all of our content is still available. Please enjoy your stay and consider upgrading your browser to view our full site design.

カルチャー・センターは2013年2月末で廃止となり、それ以後はこちらへ移行しました。


ザ・ドリーミング・フェスティバル2009

シェリー・モーリス
2008年ロンドン公演・2004年オーストラリア公演プレス記事

Jane Cornwell - Evening Standard( London UK) (June 27 2008)

【アボリジニの魂を歌うレビューであり、人権を主張している声明でもある。アボリジニの人々への謝罪を公式に表明したオーストラリアにおいて、The Black Arm Bandは、大変な人気を博している。主催者にとっては、無秩序とも言えるバラバラの28のピースから成るこのグループをロンドンに招くことは、とてもリスクがあった。しかし昨夜、それはすべて報われ、大成功を収めたのだ。強く心に訴えかける映像を映し出す垂れ幕、その前では弦楽器、管楽器、ピアノが演奏し、アボリジニの豊かな音楽が現代のアボリジニの生活を描き出す。そしてそれは、「Lucky Country」として知られるオーストラリアの別の顔を浮き彫りにする。・・・シェリー・モーリスは、その失われた世代を美しい「Swept Away」にのせて歌い上げる。】

Nicolas Rothwell - The Weekend Australian (Feb 14 2004)

【シェリーの歌を聴く若者達の多くが、彼女の言葉や歌声が伝える物語を知らない。その歌声はオペラによって培われたもので、地の底から天まで自由自在に届かせるような歌声である。決して急いだり大きな評価を得ようとしている音楽ではなく、人生(life)から生まれる音楽なのである。「昔のように、私は音楽を通して物語を伝えているのです。ただ、私はそれを現代のメロディーラインに乗せて歌っているのです。」シェリーさんの活動は、単にアボリジニ社会の出来事であることをこえて、世界中に多くのことを語りかけてくれるように思う。】