イベント情報
ヨルク・シュマイサー銅版画展「The softer line」
2008年3月8日 ~ 2008年3月23日
現代版画の巨匠ヨルク・シュマイサーの京都滞在を締めくくる記念展
現代版画の最高峰として国際的に活躍するヨルク・シュマイサー。自身の「旅」の経験と記憶を銅版に刻んだイメージは、目にも綾な一大絵巻を織り成します。今春で京都市立芸術大学教授を退任するのを受けて、作者の6年間におよんだ京都での生活を締めくくる記念展が開催されます。
時の経過という事象に対峙する自己の内面の変遷をエロティシズム幻想に投影した作例や、当時まだ訪れたことのなかった中国をテーマにした作品など貴重な約40点を自選。別離や新たな旅立ちを詠んだ李白の詩の題名を付した作品も展示されます。
ヨルク・シュマイサー
1942年、ポメラニア(現ポーランド)生まれ。1967年にドイツのハンブルグ造形美術大学を卒業した後、京都市立美術大学大学院に留学。1970年代にはアーティスト・製図家として中東の考古学発掘に参加し、後の作風に強い影響を与えることになる。1978年、オーストラリアのキャンベラ美術大学版画科主任教授に就任し、97年に退官するまで20年間在任。フェローや招待アーティストとして、プリンストン大学、エルサレム、パースやホバート、中国・杭州に滞在し、またプロジェクトとしてラダックやアンコールで製作。
彼の作品はニューヨーク近代美術館、大英博物館、オーストラリア国立美術館、パリ国立図書館、 ドレスデン国立美術館をはじめ、世界の主要美術館に収められています。
日時 |
2008年3月8日 ~ 2008年3月23日 月曜休廊 |
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11時00分 ~ 18時00分 |
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会場 |
ギャルリー宮脇 604-0915 電話番号: 075-231-2321 ウェブサイト: メールアドレス: |
料金 |
入場無料 |
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