イベント情報
ケイ・グリーン個展
2008年2月6日 ~ 2008年2月20日
オーストラリア・タスマニア出身の画家ケイ・グリーンの新作版画展。交換留学生として来日した時に触れた日本の伝統文化に触発され、アートの世界へ。日本庭園、盆栽、日本間、畳、着物…。日本人自身が忘れかけているような伝統的な美への彼女の高い意識の中から生まれてくる作品の数々は、日本をはじめヨーロッパ、北米、そしてオーストラリア各地において高い評価を得ています。
彼女の作品にはオーストラリアの雄大な自然が描かれているだけでなく、日本文化から学んだ繊細な作家の感性が映し出されています。とりわけ彼女が惹かれた日本の心とは、禅の精神でした。彼女の作品の中から、オーストラリアの大自然と湧き出てくる彼女の内面を感じ取ってください。
Kaye Green
1953年タスマニア生まれ。70年代に日本に交換留学生として滞在した後、タスマニア美術大学ビジュアルアーツ科卒業。また、アメリカのニューメキシコ大学で修士号を取得。この米国留学中、アルバカーキのタマリンド・インスティチュートでリトグラフィを学ぶ。その後オーストラリアや日本をはじめ、北米、ヨーロッパ各地などで数々の個展・グループ展に参加。
1984年にはオーストラリア政府の支援を受け、ブリスベンのグリフィス大学内にリトグラフィ工房を創設。その他にもベルギーのFrans Masereel StudioやヘルシンキのGrafiris Printmaking Studioなど世界各地でレジデンシーを行いながら作品を製作してきました。その作品はキャンベラのナショナル・ギャラリーをはじめ世界各地の美術館に収蔵されています。
日時 |
2008年2月6日 ~ 2008年2月20日 ※日曜・祝日休廊 |
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10時00分 ~ 18時00分 |
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会場 |
梅田画廊 大阪市北区梅田3-4-5 電話番号: 06-6346-1100 ウェブサイト: |
料金 |
入場無料 |
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