Australia Japan Foundation Logo

2014-17年豪日交流基金戦略計画

ミッションステートメント

文化や学術、ビジネス、地域社会での交流を支え、日豪二国間の主な外交・貿易政策課題に関する確かな議論を促すことで、オーストラリアによる日本への関与を高めます。

運営目的

豪日交流基金(AJF)が掲げる運営の目的は、以下の通りです。

  • 日本において、日豪両国の共通の利益に対する理解を拡大する。
  • オーストラリアにおいて、経済および戦略的パートナーとしての日本の重要性に対する理解を増進する。
  • 日本において、オーストラリアが卓越性および専門性を持つ分野に対する認識を向上させる

(AJF Orders in Council, 2006年11月30日)

優先分野

このような運営目的を実現するために、豪日交流基金では、以下の6つの分野における質の高いプログラムやプロジェクトに助成金を提供します。(順不同)

  • 啓蒙・情報コミュニケーション
  • 日本において、オーストラリアを正確、かつ肯定的に描くような包括的で適切な最新情報を伝えることは、持続的な二国間関係をたたえると共に、両国で日豪関係の重要性をより広く理解させることにつながる。

  • 経済・貿易
  • 日豪貿易・投資関係において、新しい課題や傾向をとらえたプロジェクト。

  • 教育・科学
  • 新コロンボ計画を支えるプロジェクト、あるいは日豪両国の主要高等教育機関や科学機関が、互いの関心分野で共同研究や交流を実施できるようなプロジェクト。

  • 東日本大震災の復興支援
  • 2011年3月11日の東日本大震災で、被害を受けた東北地方の復興を支援するプロジェクト。

  • 安全保障・地域および国際関係
  • 地域や国際社会において、日豪両国が平和と安定の推進に貢献できるようなプロジェクト。

  • 社会・文化
  • 日本でオーストラリアの卓越性や専門性を伝え、両国間の理解や友情、敬意をより育むと共に、両国の専門的、または地域社会、組織間のつながりを強化するようなプロジェクト。

目指すべき内容

  • 東北地方における、東日本大震災からの復興を支援する。
  • 豪日交流基金設立40周年、および日豪友好協力基本条約締結40周年という偉業を称える。
  • 日豪ビジネス・経済関係の重要性について、両国の人々の理解を広めると共に、財界トップや政策担当者、学界のオピニオンリーダーの間に確かな議論を促す。
  • 新コロンボ計画のような教育イニシアチブや、日本におけるオーストラリアについての講義、社会変化やジェンダー、環境、科学技術、イノベーションといった共通関心分野における質の高い研究を支援する。
  • アーティスト・イン・レジデンス・プログラムや、オーストラリアの卓越性、専門性を伝える文化・スポーツ組織、各種の地方自治体や青年、非営利、地域団体など、社会・文化交流、協力のためのイニシアチブを奨励する。
  • 日豪関係についての肯定的な報道や評論の拡大に努める。日本で現代のオーストラリアについて肯定的なイメージが伝わると共に、日豪関係に永続的で、前向きの貢献を果たす個人や団体が発掘されるよう努める。

活動環境

豪日交流基金は、日豪関係の強化とさらなる発展を目的として1976年に設立された基金であり、外務貿易省に属する法定外機関です。

豪日交流基金では、外務貿易省が国際関係補助金プログラムの下で管理する資金を、両国間に持続的なつながりを構築し、相互理解と親善を深めるようなプロジェクトを実行する個人や非政府団体に提供しています。

応募された提案は、外務大臣により指名されたビジネス界や地域社会のリーダーで構成される理事会が審査を行います。理事会では毎年の事業計画に沿って、助成するプロジェクトについての勧告を外務貿易省に行うと共に、オ-ストラリアの外交・貿易政策に資する形で日豪関係を強化する方策について助言を提供しています。

目標実現のために

理事会では2014-17年の目標を実現させるために、以下の戦略を追求していきます。:

  • 1976年の豪日交流基金設立、および日豪友好協力基本条約締結40周年を祝うような提案を奨励する。
  • 3年以内の自立を目指すような新規のプロジェクトに、立ち上げ資金を提供する。
  • 企業や非政府部門とのパートナーシップや、地域社会のための慈善活動の拡大を促す。
  • 助成金の受け手やプロジェクト参加者の間に、分野や地域、性別面での均衡を図る。
  • 豪日交流基金による支援効果の最大化を図るために、両国において大規模なイベントを利用する。
  • 他の組織と一緒に、共通するテーマの普及に努める一方で、過去に取り上げられた内容との重複を避ける。

業績について

豪日交流基金による年間助成金プログラムや、他の支援活動の主要成果については、本基金ウェブサイトにある年間プログラム報告書に記載されています。また、外務貿易省の年次報告書にも含まれています。

本基金助成金の受賞者は、助成金契約書に主要な重要業績指標(key performance indicator)を盛り込むと共に、プロジェクトの終了から30日以内に、その成果についての報告書を提出する義務があります。 これには承認を受けた収支報告書や、その他の収支証明書が含まれます。

業績を示す目安としては、出席観客数や申込学生数、参加者からのフィードバック、日本での肯定的なオーストラリア関連記事・報道の質と量、日本の専門誌におけるオーストラリア関連論文の発表数、新しい共同研究や交流提携の質や数などが考えられます。