Welcome to the 越後妻有の「オーストラリア・ハウス」

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ニュース&日記

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2013年10月12日

2013 ヨーン・ウッツォン賞

オーストラリア・ハウスが、優れたオーストラリア国外の建築に対して豪建築家協会が授与する2013ヨーン・ウッツォン賞に選ばれました。
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2012年11月1日

アンドリュー・バーンズ

シャーマン現代美術財団におけるオーストラリア・ハウス対談

シドニー、パディントンのシャーマン現代美術財団で、10月25日、オーストラリア・ハウスを紹介する光栄な機会を頂きました。対談は私自身とブルック・アンドリュー(「ディラン・ンラング-山の家」のアーティスト)、BVN Architectureのディレクターであるジェームズ・グロースとの間の対話を中心として進められました。

私はオーストラリア・ハウスについて発表するときは必ず浦田の子供達が谷を背景に太鼓を演奏する映像を導入として使っています。この演奏は7月のオーストラリア・ハウスのオープニングで、建物をお披露目するためになされたすばらしいものでした。そしてそれは今もオーストラリア・ハウスを紹介し続けています。なぜなら、ビデオという簡単な技術によって、ほんの1分ほどであっても、人々をオーストラリアから新潟へ連れて行ってくれるからです。

ジェームズ・グロースは、プロジェクトを検証するため、オーストラリアの建築家が、新潟という地方とそのコミュニティーの文化的特性を明らかにするという独特の状況と文化的産物の問題を提起し、大変鋭い立場を示しました。私の見方は、このプロジェクトは交流のためのものだということです。オーストラリアと日本の両方の建築の伝統を取り入れ、双方からチームが参加してプロジェクトが成し遂げられました。オーストラリア・ハウスに関わることができて、何と光栄なことだったでしょう!

ジーン・シャーマン様、そしてシャーマン現代美術財団の皆様、今回のイベントを開催して頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

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ジェームズ・グロース、ブルック・アンドリュー、アンドリュー・バーンズを紹介するジーン・シャーマン。(写真: シャーマン現代美術財団)
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太鼓を演奏する浦田の子供達のビデオを紹介するアンドリュー・バーンズ。(写真: シャーマン現代美術財団)
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丸山さんの写真を背景に鋭い質問をするジェームズ・グロース氏。(写真: シャーマン現代美術財団)


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2012年7月12日

設計監理担当: 山本想太郎 (山本想太郎設計アトリエ)

完成検査

本日、ついに完成検査です。まだ若干工事は残っていますが、建物としてはほぼ完成です。これからアーチストによるアート制作も始まります。ギャラリーの大鏡はそのアートの一部となる可動壁です。梅雨の季節なので天気は不安定ですが、刻一刻と光とともに空間の雰囲気が変化していき、大自然の中で過ごす醍醐味を味わえます。

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2012年6月28日

設計監理担当: 山本想太郎 (山本想太郎設計アトリエ)

外部足場撤去

外装がほぼ完成して、外壁工事用の足場がなくなりました。ここまでくると外観上は完成形に近く見えます。しかしまだ内装や細かい造作、設備などがいろいろ残っています。ここからは同時並行で多様な工事が行われ、あと2週間ほどで完成する予定です。ワイド・ギャラリーの大建具も入りましたが、やはり巨大な開口部からの景色は迫力があります。

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2012年5月30日

設計監理担当: 山本想太郎 (山本想太郎設計アトリエ)

構造検査

すべての柱・梁と屋根が完成しましたので、本日は関係者と設計監理者の立会いで検査を行いました。外部はほとんど仮囲いシートに覆われているのですが、正面のみ見えていて、入口テラスの感じも確認できます。内部もおおよその空間の感じはわかります。ここからはいよいよ仕上げ工事に進みます。縦の写真にある丸太の柱は、象徴となる「大黒柱」です。

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2012年5月12日

設計監理担当: 山本想太郎 (山本想太郎設計アトリエ)

足場

足場が組まれました。土台の骨組みもできています。見た目で建物全体の大きさが感じられるようになりました。片勾配の三角屋根の高さの迫力がわかります。このあと2週間くらいで一気に上部の骨組みが組み上げられます。

周囲は雪もなくなってきて、新緑がきれいです。

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2012年4月26日

設計監理担当: 山本想太郎 (山本想太郎設計アトリエ)

基礎コンクリート

基礎の鉄筋コンクリートが打設されました。配筋の時より明確に、部屋の広さや床の高さもわかるようになりました。

また敷地を見下ろした写真の左上あたりの、隣接する林から「大黒柱」(実際の構造ではなく、象徴としての柱です)の材料となるスギを選定してきました。太さがちょうどよく、きれいな立ち姿のものが見つかりました。

日に日に雪も減ってきています。

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2012年4月21日

設計監理担当: 山本想太郎 (山本想太郎設計アトリエ)

基礎配筋検査

オーストラリアハウスの基礎の鉄筋コンクリートの配筋が完了し、検査が行われました。安全性に特に配慮した建物ですので、地盤改良をはじめとして、基礎周りは強固な構造となるように計画されています。検査には構造設計を担当した横山太郎氏も立ち会いました。建物の平面形や部屋の配置も明確にわかります。来週にはコンクリート打設です。

今年は大雪のため周囲にはまだまだ雪が残っていますが、やっと暖かくなってきましたのでこれから溶けていくはずです。

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2012年4月10日

地鎮祭

十日町市の関口芳史市長を始めとする市職員、大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏、オーストラリア大使館のチェストナット一等書記官、建築工事を担う飯塚・おのじま経常共同企業体の小野嶋慎介氏および飯塚哲郎氏、設計監理担当の山本想太郎氏(山本想太郎設計アトリエ)、浦田地区やその他の関係者の立会いの下、再生オーストラリア・ハウスの地鎮祭が行われました。これからオーストラリア・ハウスの再建は急ピッチで進むことになります。

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2012年1月9日

アンドリュー・バーンズの再来日

オーストラリア・ハウス設計提案公募で最優秀に選ばれたオーストラリア人建築家、アンドリュー・バーンズ氏が2012年1月9日から5日間、再来日を果たしました。

滞在期間中、バーンズ氏はオーストラリアで基本設計を終え、大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏および実施設計と工事の施工管理者である日本人建築家と打ち合わせをしました。またブルース・ミラー駐日オーストラリア大使ともオーストラリア大使館で面会し、プロジェクトの進捗状況を説明しました。

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2011年10月26日

最優秀デザイン案に選ばれた建築家がオーストラリアから来日

2011年10月26-29日、オーストラリア・ハウス設計提案公募で最優秀に選ばれたオーストラリア人建築家、アンドリュー・バーンズ氏が来日しました。

滞在中、新潟県十日町市浦田地区のオーストラリア・ハウス建設予定地を訪問し、住民への説明会にも出席しました。また、今後の基本設計を行うにあたり、実施設計および監理者となる日本人建築家とも打ち合わせをしました。

更に、10月28日に催された、第5回大地の芸術祭の企画概要発表会に出席し、駐日大使を始めとする関係者の方々との交流を深めました。大地の芸術祭の開幕する2012年7月末の完成に向け、オーストラリア・ハウス再生プロジェクトは急ピッチで進められています。

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2011年9月22日

オーストラリア・ハウス設計提案 最優秀はオーストラリア人建築家に決定

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在日オーストラリア大使館ウェブサイト 「ニュースセンター

最優秀: Andrew Burns Architect (アンドリュー・バーンズ・アーキテクト) 設計提案 (PDF 6.12MB)


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2011年7月30日

オーストラリアン・フィナンシャル・レビューに記事掲載

オーストラリア・ハウス設計提案公募についての記事がオーストラリアン・フィナンシャル・レビューに掲載されました。

記事(英語)を読む

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2011年7月21日

ジャパンタイムズに記事掲載

オーストラリア・ハウス設計提案公募についての記事がジャパンタイムズに掲載されました。

記事(英語)を読む

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2011年7月5日

「オーストラリア・ハウス」設計提案公募が発表

2011年6月24日にオーストラリア大使出席の下、開催された「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」企画概要発表会で、大地の芸術祭実行委員会より「オーストラリア・ハウス」設計提案公募が発表されました。

本ウェブサイトでも紹介されているとおり、2009年に設立された「オーストラリア・ハウス」は2011年3月12日に長野県北部を震源とする地震によって全壊しました。

今回の公募は、2012年に開催される「大地の芸術祭」における中心的な作品企画のひとつとして、新たな「オーストラリア・ハウス」の設計者を選定することを目的としています。

提案にあたっては、日豪交流の拠点としてオーストラリア人アーティストの滞在・制作・発表や日豪の共同プロジェクトが行うことができる上に、震災からの復興の象徴として、防災性や環境への配慮が十分に反映された設計となっていることが望まれています。

公募の詳細に関しては大地の芸術祭の里ウェブサイトをご覧下さい。

今回の公募に関する在日オーストラリア大使館発行のプレスリリースについてはこちらをご参照下さい。

「オーストラリア・ハウス」設計提案公募の発表

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2011年4月12日

「オーストラリア・ハウス」倒壊

東日本大震災および津波で犠牲になられた多くの方々のご遺族やご友人の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被災なされた皆様に心からお見舞い申し上げます。また、翌3月12日に長野県北部を震源とした地震により被災された十日町、津南町の皆様にも心よりお見舞いを申し上げます。

残念なことに、新潟県での地震によりオーストラリア・ハウスが倒壊致しました。ただ、このような時だからこそ、オーストラリアと日本の関係より深いものとしていくためにオーストラリア・ハウスのプロジェクトを継続させていくことが大切であると考え、今年行われる予定のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムも、越後妻有の別の場所にて開催すべく現在主催者側で検討がなされています。

当サイトに掲載された意見等は提供者個人のものです。